72.現象面だけで判断している限り核心は掴めない。

韓国による、日韓合意に基づく「慰安婦基金」設立に関し、日本側からも10億円の基金拠出を行うことについて、保守層から反対の意見が出ている。

この件について、内記正時様よりコメントをお寄せいただいたので、冒頭ご紹介させていただく。

内記正時

大和心様
 
韓国がようやく日韓合意に基づく「慰安婦基金」を設立することになり、日本からも10億円の基金を拠出することが現実になりました。この件に関しては、韓国国内でも大反対が起きているばかりか、日本の保守層からも「先人の名誉が穢されたまま回復されない」と強く反対する声が聞かれます。

安倍総理は、歴史を捏造してまで我が国にゆすりたかろうとする韓国の魂胆を断ち切らなければならないことと、上記に述べた先人の名誉回復を図らなければならないことの大きな二つのテーマを抱えています。そしてその背景には、かつての村山談話、河野談話を全体として引き継ぐという安倍総理自身の表明がありましたから、慰安婦問題解決の道行きがどれほど困難であるかは、心ある日本国民なら容易にわかるはずです。

私自身は安倍総理を全面的に信頼していますが、その総理の真情がいかなるものであろうかと想像していた時、突然以下のような「妄想」が浮かびました。それは英霊に対する「安倍総理の祈り」とこれに答える「英霊の声」という形であって、多分にスピリチュアルな内容ですが、私には深く腑に落ちるものでした。以下ご参考までに投稿しますが、主様ブログの趣旨に沿わないようでしたら不掲載としてくださるようお願い致します。

安倍総理の祈り
・・・・靖国の御社(みやしろ)に鎮まりまして、祖国日本の行く末をお見守りくださる英霊の皆様方に、衷心より申し上げます。

私は日本国を預かる者の代表として、日韓の間に横たわるいわゆる慰安婦問題を一刻も早く解決すべく身魂(しんこん)を尽くして参りました。内に憂い、外に患い多き状況の中、かの国との交渉は困難を極めましたが、去る平成271228日、やっとこの問題を最終的かつ不可逆的に解決するための国家間の合意を見ることができました。

本来ならこの合意には、不当に貶められた英霊の皆様方の名誉回復が含まれなければならないのは当然でありますが、まことに遺憾ながら、国と国とが合意できる声明の中に明記することは叶いませんでした。心からお詫び申し上げます。

しかしながら、祖国日本の未来を担う子供たちや孫、更にその子孫が、二度と再びいわれなき慰安婦問題の咎(とが)を負わされることがないためにも、今現在は何卒ご寛容をもってお許しくださるようお願い申し上げます。既に慰安婦問題の外堀は埋まりつつありますので、皆様方の名誉回復についても、必ずや私の政権下で成し遂げ、文字どおり最終の決を与える覚悟であります。

今は現世(うつしよ)に身をおいてこのように祈願しておりますが、やがてこの世を去り、皆様と再会した暁には、再び幾重にも幾重にもお詫びを申し上げます。その時まで、祖国の舵取りを誤ることがないよう、叱咤激励、ご守護ご指導を賜りますようお願い申し上げます・・・・。


英霊の声
日本国を預かる安倍総理よ。我らが住む幽界(かくりよ)からは、そなたたちの現世(うつしよ)の出来事など裏の裏まで全て見えておる。そなたの苦悩と真情は言うに及ばず、万事承知いたしておる。
陰ながら最大限の力添えを致すゆえ、今のまま進まれるがよい。やがて真の意味で、神国日本が立ち上がる時が来るが、我らは喜んでその礎(いしずえ)となろう。
そなたがこの世界に戻って来たならば、我らは大いなる賞賛と感謝をもって迎えよう。その時を楽しみにしておる。

上記はあくまで、突然湧いた妄想を文章化したものであることをお断りしておきます。
ただ、もしこれが核心を突いているとすれば、安倍総理はこの祈りを靖国神社に詣でて捧げたかったに違いありません。しかし現在の日本では、総理といえどもいや総理だからこそ叶えられないのも事実であります。そこで安倍総理はご自分の心の中で祈願されることとし、昭恵夫人が名代として靖国に参拝されたのではないかと思うのです。

日韓合意があった昨年1228日、安倍昭恵夫人が靖国神社を参拝されたこと、これは妄想でも何でもなく、完全な事実でありました。

拙ブログはこれまで、日本政府の対応について保守層から疑問や批判が起こった際に現象面だけを捉えて、即反応する姿勢には慎重であった。
その理由として、そもそも政府と一般国民では判断基準の次元が違うと考えているからである。

昨年の12/28に日韓慰安婦合意の一報が流れた時も、即刻ネットを中心に反応し、批判的な意見が多かったが、拙ブログでは、これを一貫して肯定的に捉えて論評してきた。
それをどのように捉えるかは様々な見方があって当然である。

しかし、政治信条からして安倍総理らしからぬ違和感を感じる発言や外交上の対応などがあった時、その背景や水面下での交渉過程や取引内容、米国の意向、更には政権しか把握し得ない情報などは国民には知らされるはずもないのである。

国民は現象面だけを見て反応することは自由であるが、その前に政府中枢には、国民では知り得ないあらゆる情報が集中している中での判断であることを洞察しなければ、その深層は見えてこないと考えるべきであろう。

今回の件についても、慰安婦像の撤去が行われない内に10億円拠出するのは、韓国の思うツボだ…またしても政治利用されることを繰り返すのか…と言った批判が多い。

しかし政権が、慰安婦像は撤去されない…ゆすり、たかりの思惑…などを見越していないはずはないのである。そのうえでの対応だったとすれば話は大分変ってくるはずだ。むしろ、政権はこれらを見越したうえでの対応だと考えることが現実的であろう。

その上で、安倍総理の決断に至った心中を洞察しなければ核心は見えてこないのではないだろうか。
拙ブログ自身が安倍総理の戦略を考察するときには、常にそれを思考回路の中心においてきたつもりである。

今回の内記様のコメントは、あらゆる状況、情勢、情報を全て認識したうえで政治決断し、誰も知り得ない安倍総理の心中を察せられている点において共感するとともに、現れた現象だけで判断する論評に比べて洞察の深みを感じるのである。

国家の命運を賭けて日本丸の舵を取る一国の宰相たる安倍総理の政治理念と、人間・安倍晋三の洞察なくして拙速に判断するのは片手落ちというものである。

政治決断の意味が具体的な結果となって表れるのは、常に一定のタイムラグを経た後であることを忘れてはならない。その時になって漸く真意が理解されるというのは、洞察の浅さを露呈しているようなものであると言えるのではないだろうか。


今から4ヶ月余り前の3/25に「13.裏が表に出る現象が始まった」と題する記事を出稿した。

もっとも当時は、激しい攻撃の渦中にあり、パソコンがパンクして間もないころであったため、鎮静化に努めることと拙ブログの原点回帰を模索し、休稿に入っていたころだった。
そのため、折に触れて単発的な近況報告を日記風に出稿していたに過ぎなかったため、短文である。

あれから4ヶ月経った今、「裏が表…」現象は社会現象となって噴出し始めている。
図らずも芋瀬童子様がコメントの中で「決壊」の始まりと表現されたが、「決壊」は「結界」に風穴が開き始めた象徴的な現象として見ている。

神聖な領域と俗世間との間に張られていた防波堤に、最初は蟻の穴ほどの小さな風穴が開き始めた兆候を感じ取っていたが、熊本地震、舛添問題、川崎デモ、伊勢志摩サミット、参院選、天皇譲位報道…そして7/31に迫った都知事選を直前に控えた現在に至っては「裏表現象」が次々と顕在化している。
まさに長い間に溜まり溜まった膿や汚泥が噴き出し始め、浄化の過程に突入したように思えるのである。

かつてタブ-とされていた憲法問題が国民議論の俎上に乗り、汚染されてきた戦後史の真実が、櫻井誠氏の街頭演説で多数の聴衆の面前で堂々と語られる…殺人予告があろうが言論妨害に遭おうがその事実は時々刻々とネットで国民に伝わる。

これを報道しないメディアや、対処の仕方如何によっては警察の姿勢も問われるとともに、犯罪案件となり得る仕掛け人は裁判の証拠取りとして監視され、消し去ることができない事実を残しているという流れになっている。

「日本人が日本を愛することの何がおかしいのか。当たり前のことではないか」と訴える櫻井誠氏の主張に誰が真正面から否定できるというのか。「愛国」という当たり前の言葉さえ隅に追いやられてきたのである。
今まさに、当たり前のことを主張すれば攻撃のタ-ゲットにされ、当たり前のことが封印されてきた時代は、過去のものとなってきたのである。

鳥越が「私は売国者ではない」と苦しい弁解をしたようであるが、51年にわたって反日の先鋒となってきた自分自身のアイデンティティを否定せざるを得ないほど、心中の動揺が覗われるのである。

以下は余命ブログより抜粋。

.....選挙も終盤になって疲れが出てきているのだろうね。みんながそれぞれ無理しないでできることをやる。これが余命の戦術だが、これは日本再生には厳守が求められる。 継続と連帯が何よりの力となる。昨日110011011102ファイルに新たに寄付金ファイルと寄付口座を設けたが、驚いたことにこれは読者の要望である。
 ご承知の通り、青林堂ジャパニズム31において桜井vs余命モンスター対談が企画され、全面支援と連携が公表されている。その第二弾が8月10日ジャパニズム32号に掲載されるが、それには対談の一致内容が、確実に履行されていることに驚くだろう。 
 デモであれブログであれ、双方とも行動する保守である。それが610日ジャパニズム31以降、お互いまったくふれないという事態に違和感を覚えた読者もいたようだが、片方は酷暑の都知事選挙、片方は水面下での組織作りと闘争資金確保、保守のまとめと、互いの役割に全力をあげてきた。
 都知事選の結果はともかく、今後への段取りは完璧に整えた。810日ジャパニズム32号は戦後政治の大きなターニングポイントとなるモンスター対談は必読である。
 官邸メールをはじめとした取り組みについては、「余命三年時事日記」とくに2を再読していただきたい。外患罪の告発についての詳細が記載されている。
 戦後70年。はじめて本格的な保守の反撃が可能となっている。望外といってはなんだが、伏見ブログという刑事案件が神奈川デモよりも先に告発となりそうだ。これを突破口に全国の保守勢力をまとめていきたいと思っている。
 なお、伏見ブログの攻撃対象となっている方たちは、当然、大和会の支援対象である。これについては、近日中にご連絡する。また一番件数が多い問い合わせが、現行、李信恵裁判が進んでいる保守速報さんだが、これも当然支援対象となる。まだ申請はないと聞いているが、逆告訴を含めて検討されたらいかがかと思う。向こうさんが裁判費用を募金しているんだから、こっちもやればいいだけの話だ。

「無理しないでできることをやる」その通りである。
何があっても微動だにせず、目指す方向に向かって粛々と打つ手は打ち、やるべきことは着々と実践していく。
これが今日本再生を目指す国民、同志にとって、もっとも心得なければならない教訓であろう。


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